平成26年6月17日(火)院内研修「ブラックライトを用いた手指衛生実習」

平成26年6月17日(火)院内研修「ブラックライトを用いた手指衛生実習」

日時:平成26年6月17日(火)14:00~15:00、15:15~16:15

場所:ジュゲム2階 作業療法室

講師:大正富山株式会社 谷口 朋子 様

全職員を対象に「ブラックライトを用いた手指衛生実習」を行いました。

まずは蛍光クリームを「速乾性手指消毒剤(アルコール消毒)」に見立て、手にすり込む様に塗布し、ブラックライトを当てて塗り残しが無いか確認します。

塗り残し部分があると蛍光塗料が反応せず、光りません。

次に石鹸と流水で手洗いをします。

再びブラックライトに当ててみると、洗い残しのある部分は光ります。

「洗い残しをしやすい部分」は親指、指先、指の付け根であることが浮き彫りになりました。

普段、医療従事者としてしっかりと手洗いを実施しているのにも係わらず洗い残しがあり、講習を受けた職員は「すごくキチンと洗ったはずなのに…」「自信があったのでビックリです」とショックを隠しきれない様子でした。

視覚的に評価することで、非常に解り易く危機感を持てました。

感染対策の標準予防策として手指衛生は基本となるものです。

患者様、ご家族様、そして自分自身を守るためにも「必要なときに適切な方法で実施」を心がけたいと思います。(福祉村病院 酒井)