第18回 夏休み親子福祉体験講座@さわらびグループ

第18回 夏休み親子福祉体験講座@さわらびグループ

日時:2021年8月9日(月)9時~12時

開催方法:Zoomによるオンライン開催

講座開催場所:豊橋市野依町 福祉村敷地内 フェリス福祉村、あかね荘、第二さわらび荘、珠藻荘、若菜荘

さわらびグループでは毎年夏休みの機会を利用して、親子で福祉について触れていただく、福祉に関心を持っていただくための「夏休み親子福祉体験講座」を実施しています。

本来であれば直接福祉村へお越しいただき、敷地内で生活をされている利用者の皆さんや職員と触れ合っていただいたり、高齢者の方や障がいのある方が生活をされている施設などで福祉機器の体験をしていただくのですが、昨年からの新型コロナ感染症流行に伴い、今年も昨年に引き続き、WEB会議ツールのZoomを用いたオンライン開催を致しました。

開催の様子をYouTubeでもアップしていますので、是非ご覧ください(2021年8月31日までのアップ予定です)。
YouTubeの動画をご覧になりたい方は こちら をクリック

講座では初めに山本左近CEO/DEOが開会のあいさつを行い、続いて障がい者支援施設「珠藻荘」で勤務をされている田中副施設長に講話をしていただきました。

続いて体験講座の「障がい者体験」「高齢者疑似体験」「アート体験」「福祉車両講座」「手話講座」の5種類を順に実施しました。

「障がい者体験」については、脳梗塞などによって半身麻痺の方が生活される中での苦労を体験していただく為に、片手で靴下をはいたり、衣類を着ていただく等の体験をしてもらいました。

「高齢者疑似体験」では、高齢化に伴って生じる「老化」について、目の見えづらさや関節の動きの悪さなどを体験していただくと同時に、身体の動きが悪くなっても自分自身の生活をしやすくするための「自助具」の説明をさせていただきました。

「アート体験」では、障がいのある利用者の方々が日々勤しまれている絵画やその作成風景のご紹介をさせていただきました。また、実際にペンを口にくわえて文字を書いてもらうなど、手は使えないけれども、他の手段で「アート」に挑戦する様子を参加者の皆さんと一緒に体験しました。

「福祉車両講座」では、車いすにもいろいろな種類があることの説明や、基本的な使用方法のご説明をしています。また障がいのある方が車椅子に乗ったままで乗ることのできる福祉車両についてのご説明をしています。

「手話講座」では、実際の生活で手話を使っておられる講師の方にお越しいただき、簡単なあいさつの仕方を教えていただきました。またオリンピックやパラリンピックで実施されるスポーツの手話での表現方法を教えていただきました。

各講座は25分程度とさせていただき、各講座の間で5分休憩を取りながら実施することが出来ました。参加者の皆さんからも積極的に質問を頂き、大変活気のある体験講座になったと思います。

来年も夏休みを利用して、福祉についていろいろな体験をしていただく機会を継続して実施したいと考えています。(第二さわらび荘 東郡)