みんなの力でみんなの街をつくる会議(第二回地域福祉サミット)@フェリス福祉村

みんなの力でみんなの街をつくる会議(第二回地域福祉サミット)@フェリス福祉村

日時:平成29年2月11日(土)13:30~16:00

場所:フェリス福祉村7階 フェリスホール

みんなの力でみんなの街をつくる会議は、昨年のさわらび文化祭内で行われた「第一回地域福祉サミット」内で発足された「みんなの力でみんなの街をつくる会議」のメンバーを中心に、より多くの地域の住民が集まって自分たちの住む町の将来を考え、話し合う場として開催させていただきました。二回目となる今回は、参加者の皆様にグループワークを通して自由な意見を交わしていただき、地域の将来の為に必要なことは何かを様々な視点から考え、意見を出していただくことを目的とさせていただきました。会議には野依校区や天伯校区の自治会、自主活動グループ、小学校の先生、保育園の先生、大学生、中学生、障がい者を含む地域住民の皆様の計30名が参加してくださいました。

はじめに、さわらびグループの山本孝之理事長と山本左近統括本部長、豊橋市議会議員の沢田都史子議員からご挨拶をいただきました。その後のグループワークでは、参加者の皆様に野依校区3グループと天伯校区2グループに分かれていただき、それぞれのグループにて活発な意見交換がなされました。またグループワーク終了後、それぞれのグループでまとめた意見を発表していただきました。

 
山本孝之理事長                 沢田都史子議員

 
グループワークの様子

【グループ発表】(発表順)
Dグループ(天伯) 発表者:ひだまりの会 鈴木訓司氏
Bグループ(野依) 発表者:南陵中学2年生 高橋佐衣さん、吉野有美さん、池田晴さん
Cグループ(野依) 発表者:豊橋技術科学大学生徒 伊藤敦氏
Aグループ(野依) 発表者:野依校区老人クラブ会長 岡野光雄氏
Eグループ(天伯) 発表者:天伯校区副自治会長 木村積男氏

・発表概要
それぞれのグループにて様々な意見がでましたが、「もっと近くにお店や病院が欲しい」「街灯が少なく夜が暗い」「公共交通機関が少ない」「道路の整備をして欲しい」「自動車の走行速度が速すぎる」「子どもの遊び場が少ない」といった意見が共通して多くみられました。

 
グループ発表の様子

グループ発表後、さわらびグループの山本ゆかり専務理事と、沢田都史子議員から講評をいただきました。

・山本ゆかり専務理事
「天伯・野依ともに自然がある良い場所だが、暗いというのは共通して意見がでました。学生の為にも街灯をたくさんつける運動をされるのはどうでしょうか。」

・沢田都史子議員
「素晴らしい会議だったので、今後も続けていただくように希望いたします。またこの2校区だけではなく、全校区でも同様の話し合いが行われるように広まっていけばよいと思います。街灯の設置や道路の問題に関しましては、行政も財政状況は厳しいため、どうしても困る場所、必要な場所を絞って提出していただくと私も要望がしやすいです。地域力は私たち地域の住民が地域を考えることによってつきますので、これからも考えを深めていけるとよいと思います。」

最後に山本左近統括本部長よりまとめの言葉をいただきました。

「何かを考え、実行するには楽しまないと何も進まないと思います。また普段触れ合わない人たちと触れ合うことも必要な事だと思います。この場では普段話し合う機会がない方々が集まったかと思いますが、5グループとも感じている事は似ていました。今後このような会議を続けていく中で、どのようにしたら解決できるのかを日々考えていくことが、実現に近づく為に大切な事だと思います。あとはバランスが大事です。20世紀は便利さを追求した時代でしたが、誰かが便利になったときに誰かが不都合を受けるのではないか、といったことを意識しておくことが大事だと思います。バランスの問題を解決するためには、多くの人たちが話し合いを行うことが必要だと思います。是非皆さんと一緒にこれからの会議にも参加して、楽しみながら、地域の皆様にとっても、日本の他の地域の方にとっても良い会議にしていきたいと思っています。」
 
山本ゆかり専務理事            山本左近統括本部長

次回の会議開催日程は未定ですが、会議はこれからも続いて行きます。これからの地域を自ら考え、自ら創っていくための足掛かりとして、みんなの力でみんなの街をつくる会議へ参加してみてはいかがでしょうか。

(特養天伯相談員 塩見)